DANIEL FERNANDEZ LUTHIER DC5 Headless
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ベース
ダニエル・フェルナンデスはアルゼンチンを代表するようなルシアで、その木工技術と工芸としての芸術性、先進と伝統が両立した素晴らしい楽器を送り出しています。
全くもって多作な作家ではないので、常に次回入荷予定未定の人なのですが、この度、程度の良い USED の楽器が入荷して参りました。
モデル名の "DC" は、ダブルカッタウェイとヘッドレスの略で、近年氏のスタンダードな仕様となったいるものです。
本作は、2019年製になります。ソリッド・ボディの形状ですが、ウィング部分はチェンバード構造になっており、音楽的な「響き」に貢献しています。スルーネック構造による剛性のバランスがよく練られたボディの材選び及び構造も大きな特徴で、工芸的な美しさは勿論、それでけでない「響き」の良さがあります。
アコースティック楽器ではありませんが、アコースティック楽器のアンサンブルに馴染むようなそれは、繊細な指のタッチをよく伝え、自然なハーモニーに貢献しますし、ソロにも優れたエレクトリック・ベースになっています。
弦間隔は19mm で、とてもベースらしい佇まいでありながら、プレイヤビリティも上々で、決して弾き辛い楽器ではありません。すぐに馴染みます。響き重視で、重低音に欠けるきらいがありますが、そこは、同じくアルゼンチンのルシア、マリアノ・マエセによる設計のプリアンプ「ベースアルト」が上手く補ってくれます。オリジナルのデュアル・コイルPU とのマッチングも最高です。
楽器は細々とした傷や極浅い打痕等はありますし、ゴールド・パーツにそれなりのくすみは見られますが、全体的にはまずまずのコンディションで、調整箇所にも特に不具合はございません。
南米の音楽のドライなところやウェットなところ、それぞれに理解のある方なら、この楽器の良さは瞬間に伝わると思います。そんな楽器です。
オリジナル・バッグ付属。
おまけとして、国内の工房で作成された出来の良いフィンガー・ランプ(画像参照)も付属します。
Yellow Tarara Top & Back / Helmock Pine Core Body
5pc, Maple & Guayubira Neck
Urunday Fingerboard