EBS ProLine 410
- 販売価格(税込):
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143,000
円
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アンプ
EBSの現行仕様のリファレンス・キャビネットの中古品です。多少の使用感はあるものの、美品の範疇に入るコンディションです。"Made entirely in Sweden" という事で「完全スウェーデン製」とのことです。色々あってブランド・バッジは付いていますが第三国製…なんて商品の多い現代の事情を汲み取って欲しいというEBS の気持ちが詰まった書かれ方ですね。生真面目さと誇り高さが伝わってきます。
現在は軽量なシリーズと、ヴィンテージ・ルックなシリーズもあり、計3ラインナップあるEBS のキャビネットですが、本機「Pro Line」は昔からある同社の基準となるシリーズです。その製品は長きに渡りつくられ続けてきた、同社の歴史そのものと言ってよく、細かな改良を加えつつ、アップデートされてきました。
そもそもヨーロッパの会社は、どこもオーディオ品質に対してとても音楽的で厳しい印象があります。いい加減で曖昧な部分が少ない、真っ当なものづくりが多いです。真に理詰めなエンジニアリングがあります。その積み重ね、最新版が本機といえそうです。
今回結構ガチなテストを店舗で行いましたが、ベースだけでなく、正弦波や色々なチェック・ソースを鳴らしてみましたところ、相当に優秀であることが分かりました。音量の大きな、能率103dB のキャビネットとしては、めちゃくちゃフラットな特性です! 日本の代理店のサイトには書かれていませんでしたが、本国のサイトでは IR についての記述があります。つまり、デジタル・モデリングされたキャビネット・シミュレーターの結果をモニターするのに、本機は最適である、といったものです。確かにそれを裏付ける特性を試聴することが出来ました。
このシリーズも以前のモデルはもっと高域がホーン・ツイータっぽい、ややうるさい印象の製品でしたが(そういうサウンドがトレンドでもありました)本機はずっとナチュラルな特性で、大変優秀です。ツイーターが JBL製なのも効いているのかもしれません。
カタログの f特が「70 – 18k Hz」となっている点ですが、これは「真にフラットな再生で」といったような超厳しいテスト結果の反映と思われます。一般的な410キャビより両翼とも伸びていますのでご安心ください。某社みたいな -6dB 以上落ちても記載するような書かれ方ではなさそうです。
軽量コンセプトのない 410 キャビは、重量40キロ超えですが、流石に高剛性で安定感があり、音を前に飛ばす力が抜群です。ベース・キャビネットで一番重要な部分です。基本的にスタックで使わない 4Ω 仕様なのもトータル設計として正しいと思います。
持ち運びは楽ではありませんが、据え置きの環境であれば、今後買い替え不要の一台としてオススメです!
表示は通販での販売価格です。店頭にお越しになられて、お持ち帰りいただけるなら、1万円引きの 税別 133000円で販売致します。
– Professional Speaker Cabinet
13-ply Finnish Birch使用でナチュラルなサウンドが魅力のベースキャビネットがProLineです。
410は、いわゆる10インチ4発のクラシックでポピュラーなベースキャビネットで、ミッドレンジの速いアタックが特徴です。2インチ・チタニウムツィーター(レベル調節付き)をマウント。RMS800Wのフルレンジキャビネットです。
新品時 ¥308,000(税別 ¥280,000)の品
Frequency Response 70 – 18k Hz
Sensitivity 103 dB
Power Rating 800 W RMS
Impedance 4 ohms
Volume 116 liters
Height 69 cm / 27″
Width 58 cm / 23″
Depth 44 cm / 17″
Weight 41 kg / 90 lbs