公式輸入元サイトによるとジャンルは「オクターバー」だそうですが、本機はデジタル機器で、+1oct の音や+5th の音も生成出来るので、「ピッチシフター」が正確ではないかと思いました。key を指定出来ないので、「ハーモナイザー」とも若干違うと思いましたので、カテゴリーは「ピッチシフター」にしてみました。
そうすることにより、何故かエフェクターとしての期待値が下がってしまう傾向がある業界ですが、偏見はいけません。
本機はアナログにおいてももデジタルにおいても、これまで多大な貢献を果たしているデンマーク製のエフェクターなのですから。
デジタル機器なので、遅れはベースで使用しても、早いという程ではありませんが、さほど気になりません。当然ながら誤作動は少なめです。でもポイントはそこではなく、試してみて驚いたのは、その音色の良さです。-1oct の音も、+1oct の音も、+5th の音もちゃんと使えます。ここは本当に素晴らしく、おそらく、デンマーク製エフェクターならではのソリューションなのだろうと思いました。

個体は多少の使用感はあるものの、どちらかと言えば美品です。フットSWにはMOOER 製のカバーがついていましたので、そのままにしてあります。

箱、英文ドキュメント付属。



QUINT MACHINEについて
QUINT MACHINEは従来のオクターバーサウンドとは全く異なるサウンドを提供します。+1oct/-1octだけではなく、+5thの設定が可能で、これによりオルガンのようなサウンドや12弦ギターのようなサウンドを表現することができます。高速なポリフォニックトラッキングアルゴリズムも搭載し、コードに対してもレイテンシーなくオクターブを重ねることができます。

主な特長
オクターバーペダル
3 種類のオクターブサウンド(+1oct/-1oct/+5th)
それぞれ独立したボリュームコントロール
高速なポリフォニックトラッキング
オルガン、シンセ、12 弦ギターなどのサウンドを再現可能
+5th により1 つのノートからパワーコードを演奏可能
仕様
電源:スタンダード5.5 x 2.1mm DC
パワー:9V センターマイナス125mA(アダプター別売り、電池駆動不可)
サイズ:60 x 50 x 117 mm(W x H x D) ※ノブ/スイッチ含む
重さ:0.21 Kg