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Duncan Convertible series CCJ-1

販売価格(税込):
220,000
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ベース
1980年代半ば~後半製と思われる、優美音響ラボラトリー期のダンカンのジャズベース。名称は正確でない場合があります。御委託品。

90年代からダンカンはESP製になるのですが、とかくこの優美音響ラボラトリー期の楽器は、その評価が非常に高く、謎なほど高く、これほどまでの高評価は、国産コンポーネント・ギターの七不思議のひとつと言われています(嘘です)。事実、私が楽器業界に入った90年代にも先輩店員に「昔のダンカンは良いんだよ!」と言われた事があります。
説1)当初はアメリカのフィリップ・クビキより材を供給されていた。説2)著名なギタリストのセットアップや、プロビデンスとのコラボで知られる 志村昭三 氏が勤務していた。などが根拠に上がられてはいますが、ネット上には殆ど情報らしい情報はありません。故に評価が一人歩きするのかもしれません。

しかし実際に本機を鳴らしてみると、なるほどなかなか具合の良いサウンドなのでした。しかも実は本機は電装系がまるっと交換されていて、PU はダンカンですらないようなのです…にも関わらずです。ほほぅ。
オール・グレイのカラーは、グラデーションのないアンティグアといった感じで、メイプル・ワンピース・ネックだと思われます。ボディ材はアルダーです。黒いピックガードとコンパネはオリジナルではなく、ボディにはピックガード交換に伴うエクストラ・ホールが幾つもあります。ポット類は全て国産です。PU は、プラ・ボビンでセラミック・マグネットが底についている廉価なものがついていました。これがダンカンである可能性は限りなくゼロです。ハートフィールドのロゴ入りの電池ボックスが付いていますが、オリジナルか否か判別できません。少なくとも後ザグリです。
サウンドは悪くないですが、上記PU の所為でPU が下がってくれず、G線に近過ぎてバランスは悪いです。SJB-1等に交換することを強くお勧めします。

出音の感じの良さの謎が気になって80年代の雑誌記事を漁りまくりました。
ギタマガの86年7月号に優美音響ラボラトリー代表の松沢氏のお話が掲載されていました。それによると、ダンカンのPUの輸入代理店業務を拡大して楽器本体の製作を始めるにあたり、最も大切にしたのは「ダンカンの名前を汚さないこと」だったそうです。その為にはとにかく良いものを集めて、国内で入手できなければアメリカから取り寄せて…なんてことも実際にやっていたそうです。目から鱗だったのは「何十万円(当時はねw)も出してヴィンテージ買うなら、こちらの方が上だ!というつもりで作っています」とのこと。それと「セイモア・ダンカン本人も品質に満足していて、”アメリカではギター本体は作らない。作るならそちらに頼む” と言われています」といった記述を発見しました。
その心意気やよし!の塊りでした。ライセンス生産でここまでの気概とは、あっぱれですね。
なるほど、だからなのです。特に秘密は無さそうですが、納得感はあります。こうした気概が製品からも伝わっていたからこその高評価であったのだという事のようです。コスト重視では楽器は良くならないという、当たり前の話でした。

折角の楽器なので、電装系はダンカンにされることを重ねてお勧めします。

サドウスキーの角形セミハードケース付属
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