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Ibanez SR1500S

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ベース
1991年製、アイバニーズの当時の最高峰のひとつ。SR924がまだ併売されていますが、実質上のフラッグシップ機です。当時流行のスペクターの影響の強いSRですが、本機は台頭してきたワーウィックの要素を大幅に取り入れたものになっています。タイトで、非常に芯のある90年代トーン。プリアンプでローをブーストすることで、かなりヘヴィなサウンドを作ることに長けていました。
カタログ上、ボディ材はパドゥクのようですが、同時期のブビンガのものもあるようです。経年変化を伴うルックスはどちらにも見えます。ネックはウェンジとブビンガのラミネートで、指板はエボニーです。PU はEMGのPJ で、ワーウィック的です。ワーウィックの代表的なサム・ベースは、その優れたトーンに対し、ボディ・バランスが、特に我々東洋人にとって適切とは言いがたく、ロー・フレットの遠い楽器になっていましたが、本機はアッパーホーンが12フレット部分まで伸びた、フェンダーと同様のボディ・バランスを堅持しており、その細いネック・シェイプと併せて演奏性は格段に上をいくものでした。SR924 の反省点が活かされているとも言えます。細い見た目の割に重量はあります。
個別の弦高調整の出来ないブリッジは、その分一体感に優れ、そのトーンは非常に良好です。店主は個人的に歴代のアイバニーズのブリッジでも、こちらを高く評価しています。
2バンドのEQを持ったプリアンプは、このモデルの音響上の肝でしたが、入荷時は壊れておりました。2V2T 等のEMG のデフォルトの配線にし直すことも考えましたが、この機種の特徴という事で、この "EQ BⅡ" プリアンプを修理することにしました。オペアンプのJRC062D が死んでいたので、ちょっと上位互換のテキサス TL072CP に交換。容量抜けのコンデンサを同等品に交換して復活、あるいは若干のアップグレードを施しました。その甲斐あって2026年にあって非常にパワフルな SR1500S になりました。
使用感はかなりあります。調整箇所は概ね良好に機能しますので、安心してご利用いただけます。
フジゲン等の国産のアイバニーズの現在の価格を考えますと、非常に優れており、お買い得です。

当時もののオリジナル・ソフトケース(難あり)付属。
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

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