Olive Instruments Single-cut 5strings
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ベース
かつて当店で販売した楽器になります。Olive Instruments とはビジネス感の違いから現在はお取引がなくなってしまいましたが、沢山の魅力ポイントのある楽器でありました。
そもそもは Humpback Engineering の戸田さんのご紹介で、彼の推しビルダーとのことでした。主宰の矢口氏は、工学エンジニアとピアノ講師の両親を持ち、13歳からベースを始めるのですが、楽器そのものに魅了され、楽器用木材のが研究出来る大学を選び、森林を専攻する、という異色の経歴を持っています。
そして20歳の頃から自身での楽器製作をスタートさせたそうです。森林の研究は、その後バイオマス発電の研究に発展し、工業製品の設計とエレキベース製作の二足の草鞋を履いておられるとのことでした。
新品時に当店に持ち込まれた楽器への矢口氏のコメントは以下の通りです。
・ギター用ケースにも収まる、取り回しの良いヘッドレス、小ぶりなボディ、立奏座奏時どちらでも崩れないバランス、体へのフィット、バンドに馴染み支えられる実用的なサウンドで、気軽に手に取って貰えるような、ストレスフリーなベースを目指しました。
・木材の選定、木取りを入念に行っています。特にネック材はカナダから、目が詰まっており、浅煎りローストをしたハードメープルを使用しています。深煎りローストは細かくチップで割れますが、この木材は繊維質を残しており、古材に近い乾燥具合です。
・ネックの補強にカーボンロッドを入れています。ヘッドのロゴ手前あたりまで入っています。
・一点止めに見えますが、ボディ表面のパネルの下にネック側から2点止めています。鳴りやサスティーンを狙ってではなく、ハイフレットの演奏性確保、センターずれ防止などが主な理由です。通常より太いM6のボルトで強固に留めています。
・木ネジは1本も使用していません。ピックアップの高さ調整、ストラップピンに至るまで全てSUSの埋め込みナットとボルトを使用しています。
・塗装はボディはラッカー、ネックはガラス浸透フィニッシュをしています。
・ガラス浸透フィニッシュは液状ケイ素を木質に浸透させるものです。木質に浸透して硬化し、防汚、防すり傷、狂い防止の効果があります。オイルフィニッシュより無塗装の木材に近い鳴りです。
・電装系はHumpback Engineering完全監修です。ピックアップとプリアンプ、コンデンサーは全てHumpback製、組み込みまで全てHumpbackで行っており、ハンダの使い分けまでこだわっています。
ヘッドレスのデザインによる倍音の干渉の少ないスッキリした音色が、第一の特徴で、ソープバー・タイプのピックアップによるコクが効いています。位相干渉が少なめの印象で、まったくケロケロしないタイプのソープバーであり、単純にシングルコイルに対してより多く感じられるコクが特徴です。そしてそれが、楽器により良く作用している印象です。
両ピックアップは、単独の使用でもとても音楽的に機能して、プリアンプでほんの少し増減させてあげる事で、非常に汎用性の高い音色を作る事が可能です。
スラップでも十分な音抜けの良さもあり、実に使いやすそうに仕上がっています。
LOW-B の音程感の良さも特筆すべきポイントで、ギターケースのサイズに収まる最高の5弦です。
本機は中古になりますが、使用感少なめの、良個体です。無傷ではありませんが、ごく小さな打痕や擦り傷程度の状態で、コンディションは良好。極上のバックアイ・トップのヘッドレスが35万円以下なら、相当に魅力的なのでは無いでしょうか?新品時の価格は、54万円弱でした。
Body : Light Ash 2pc
Top : Buck-eye Burl Maple
Neck : Roasted Maple 3pc
Headstock : Buck-eye Burl Maple
Finish : Body Cellulose Raquer
Neck Glass Penetration Finish
Truss rod : tatsuta Titanium trussrod custom with Carbon Bars
Fingerboard :Birds-eye Maple、15"R
Scale : 34 Inch
Nut : Composite Nut (46mm)
Flet : Jescar Nickel FW47095、24F
Joint : Bolt-on
Bridge : Hip Shot headless A style(18mm pitch)
Pickup : Humpback Dual Coils
Preamp : Humpback 1×1