Fender Precision Bass
- 関連カテゴリ：
-
ベース
1965年製、 Lシリアルのフェンダー・プレシジョン・ベース。
PU が EMG に換装されている改造品になります。上手く処置されて余計なルーティングを施すことなく006Pサイズの9Vバッテリーを収めることに成功している。EMG 専用の付属の小さなポットが効いています。ただし、バッテリー交換の度にピックガードを外す必要がありますが。そのピックガードもオリジナルではありません。スクリューは黒いです。
ピックガード裏に貼られた銅箔のシールドは、エンボスタイプの気の利いたものになっています。
パールドットのハカランダ指板。リフレット、リナット。ネックスタンプは65年9月製造となっています。
トップコートの軟質化は、そこそこ進んだ状態。赤の褪色が多めで、かなり燻んだ印象のヴィンテージルック。
「EMG の音」などと忌み嫌う人もいますが、このPU は従来のパッシブ・ピックアップと比べるとクセやロスが少ないので、ある意味「楽器のアコースティック・クオリティをより表現出来るマイク」と言うことが出来ます。
ヴィクター・ウッテンのフォデラを聴いて「単にEMG の音ね」って言い切っちゃう人って、少ないと思いませんか?
そう言う意味では、一味違うヴィンテージとして体感してみては如何でしょうか?
こういう楽器がお店に並ぶ機会って、案外少ないかもしれません。
純正ハードケース付属
