Warwick J.D.Thumb Bass
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ベース
日本に輸入されだした直後のワーウィックです。
本当に最初の数本のうちの一本である可能性すらあります。
当時の輸入元のモリダイラ楽器の広告に衝撃を受けた人には、このシルエットは焼き付いている筈です。
アッパー・ホーンがとても短いです。そしてシャーラーの3D4 ブリッジと、そこからボディ・エンドまでがやや長い、という初期の初期ならではのシルエット。
そして案外と軽量なのも特徴と言えるでしょう。
7ピースのスルーネックの真ん中のブビンガの、ヘッド裏、その後盛大なボリュートが盛られる部分が、数ミリずれています。ファースト・オーナーの方より伝言されているコメントによると、新品で購入後1年ほどで、このような状態になったそうです。ただし、その後このまま安定し、特に問題はなかったとのことです。現在も状態は特に変わっているようには見えませんし、特に問題も無いようです。よって、変に弄ったりせず、現状のまま販売することに致しました。
EMG PU とオリジナルのプリアンプによるトーンは、その後のワーウィックとも、現在のそれとも少し違う、独自のトーンで、とても良質です。
故ジャック・ブルースや、故ジョン・エントウィッスルが、そのキャリア後半でワーウィックを使い出した時、理由に「新しい楽器だけど、ヴィンテージのフィールがある」と言っていたのは有名な話です。今でこそ巨大企業になったワーウィックですが、レジェンド達が使い出したこの頃の楽器にこそ、その本質があるのではないでしょうか?
弾いてみて、感じてみてください。
少し後年のツアーケース付属。
